すでに在宅医療を受けている在宅療養患者を対象に、かかりつけ医や訪問看護師と連携し、急な病状の変化などの際に往診し、初期対応や必要に応じて病院へ紹介を行います。
患者さん、かかりつけ医が希望されれば、病状が安定するまで当院にて継続して治療を行います。
今まで在宅医療のなかで、救急に関することは病院で対応されてきたことも多かったと思います。
これからさらに在宅医療が広まるなかで、救急対応をある程度在宅で行うというニーズ、必要性が増えてくると考えています。
当クリニックでは、さまざまな方々と連携し「在宅救急」という医療を提供していきたいと考えています。
地域のかかりつけ医の先生方、
訪問看護師の皆様へ
かかりつけの先生方や訪問看護師のみなさまにとって、在宅療養患者さんの急な病状変化や外傷受傷時に在宅での初期対応が難しく、救急要請され病院に救急搬送となったことはありませんか？
その様な際に当クリニックに連絡いただきましたら、できる限り速やかに往診し、初期対応、重症度や緊急度の評価、救急搬送が必要であるかの判断をし、患者さんが在宅での療養継続を希望される際には、病状が安定するまで当クリニックで訪問診療にて治療を行わせていただきます。
病状が落ち着きましたら、引き続きかかりつけの先生からの訪問診療を受けていただくように致します。
施設嘱託医の先生方、
施設スタッフの皆様へ
介護施設などの入所者の方の病状変化時など、嘱託医や訪問医の先生方で対応が難しい場合に往診・訪問診療をさせていただきます。
病状が安定されれば、嘱託医、訪問医の先生方に引き継ぎさせていただきます。
病院関係者の皆様へ
救急外来へ搬送された患者さんで、病院で初期対応のうえ帰宅となるものの、往診でしばらくフォローした方が安心と思われる患者さんがいらっしゃいましたら、ご相談ください。帰宅当日もしくは翌日から往診に行かせていただき、在宅での療養をサポートさせていただきます。
入院患者さんで急性期を脱したものの終末期の状態となり、最期の時間を自宅で過ごすことを希望される方に、訪問看護ステーションと連携し看取りを含めた在宅療養を支援いたします。
